来場予約

家づくりの疑問解消FAQ FOR BUILDING A HOUSE

初心者の疑問

住まいづくりの基本的な考え方

ワンポイントアドバイス100回を振り返って

当初は「住まいコンシェルジュワンポイントアドバイス」として、Webサイトリニューアル後は「家づくりの疑問解消」として、記事も今回をもって通算100回目となりました。これまで、住まいづくりに関する様々なご質問や、住まいづくりに必要な情報についてお話をさせていただきました。
節目となる100回目は、今までのお話をまとめる形で住まいづくりの基本的な考え方、より良い住まいづくりにする為のポイントについてお話したいと思います。

マイホームづくりのポイント

良い住まいを探すのではなく、自分の目的にあった自分らしい住まいを探す
十人十色、千差万別、老若男女、それぞれ違いがあるように住まいづくりも様々です。先ずは「自分は何が好きで、何を求めているのか、どんな住まいが家族にとって必要なのか」をしっかりと認識することです。その為には、いろいろ見て、いろいろ話を聞いて、情報収集をすることが必要です。そして、それらが確認できた段階で、優先順位・予算・スケジュール・建築会社の選択をおこない、身の丈に合った、自分達らしい住まいを得るのです。
 
資金計画は自分で決める
建築会社の営業がよく話をされる、「一般的には~」、「普通は~」、的な言葉に惑わされることなく、ご自身やご家族の将来を考えた上で、我が家にふさわしい資金計画を立てて下さい。住宅ローンの借入額も「借りれる額」ではなく「支払える額」で考えるべきで、超低金利だからと言って過剰な借入金額とならないよう気を付けて下さい。FPに「ライフプランニング」を作成してもらうなら、利害関係の無いFPにお願いをすることです。お金のことは利害関係者が決めることではありません。他人任せにせず、自分達自身も勉強し資金計画を立てるのです。
 
利害関係のない人への相談
ふれあいホームタウンでもおこなっている「無料相談会」でもいいです、親兄弟、親しい友人・知人でも構いません、利害関係の無い人への相談をしっかりすることです。住まいづくりは人に相談をせず進めていくことが多いと言われています。利害関係者はネガティブな要素を排除して話を進める傾向がありますが、それがトラブルを起こす要因の一つにもなっています。客観的に、正直に、アドバイスしてくれる人の意見を参考にすることが住まいづくりのトラブルを防止することに繋がります。
 
人選び
住まいづくりは多くの人が携わることで進んでいきます。結果、携わる人によって、良いようにも、悪いようにもなるものです。施主自身が住まいづくりの知識を急に身に着けることはできません。お金のことも、不動産のことも、自分だけでは判断できないことも多いでしょう。そのリスクを軽減するには、自分たちのことを我がことのように考えてくれ、真摯に対応してくれる「人」を選ぶことです。選び方は自分の物差しでいいです。遠慮なく、何でも気軽に話ができ、思いをもって接してくれる人を選んで下さい。
 
住まいが充実することで、心に余裕が持て、豊かな時間を過ごすことができます。住まいはそういう場所にするべきです。今回お話したポイントを押さえていただき、納得のいくマイホームづくりを進めて下さい。

教えてくれた人

写真:人物

宅地建物取引士・公認不動産コンサルティングマスター 住まいコンシェルジュ

中川 雄二

住宅産業に従事して30年。2006年にはエンドユーザー向けに「住まいづくりのコンサルティング」をおこなう会社を立ち上げました。私が得た知識と経験を皆さんの住まいづくりにどうぞ生かしてください。

関連記事

BACK