
リフォームGUIDE
Reform EXリフォームの「参考になる基準」や「リフォームと建替えのメリット・デメリット」を知って、素敵なお家にしましょう。

まずは家族で話し合いをしよう!
現在のお住まいの築年数は何年か、今後そのお住まいに「誰が」「何年」住むか、将来誰も住まなくなった時にどう対処するか。リフォームを考える前に、まずは10年後、20年後の住まいを想像しながら、ご家族でしっかり話し合うことが大切です。現在、国が目指す住まいは、「良いもの」をきちんと「お手入れ」して長く長期優良住宅です。
現在のお住まいの築年数や住みごこちを考えて、今後の計画を立てましょう。
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耐震性
1981年6月以前に建築された住宅は要チェック
まずなるべく耐震診断を受けましょう。耐震基準は1981年6月を境に大きく変わり、それ以前に建築の許可を得た建物は「旧耐震」といいます。自治体によっては耐震診断費の補助金があります。耐震診断の結果次第では、「新耐震」といわれる現行の耐震基準を満たすために大掛かりな工事が必要になる場合があります。
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省エネ性能
省エネ性能が低いとランニングコストが高くつくことも!
近年スマートハウス化で省エネ性能は大幅に向上しています。スマートハウスとは、IT(情報技術)を使って家庭内のエネルギー消費が最適に制御された住宅のこと。つまり、リフォームすべきか否かは、暮らしに必要なランニングコストも検討材料になることがあります。
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住み継ぎ・売却
今の家をどうするか?決断の時は必ず来ます
今のお住まいを今後も住み続けるか、売却するのか。いずれにせよ資産としての価値は、受け継いだ次の世代にも関わっています。お住まいが今後も有益な資産になるためにも、一度話し合っておくことをおすすめします。
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資金計画
修繕を繰り返すとコストが割高になることも あります
内装(壁紙)、水まわり(キッチン・浴室など)、外装(外壁・屋根)などの老朽化は10年~20年サイクルです。修繕箇所と回数にもよりますが、生涯コストを視野に入れて、今後の計画を立てておきましょう。
住宅展示場はリフォームから新築・建替えまで
幅広く相談できます
リフォームの規模によって見方が変わる!
小規模リフォームの場合
ショールームで展示品を見るだけでなく、住宅展示場は設備が実際の家に設置された場合のイメージがつかめ、空間の広さや使い勝手などを確認することができます。
キッチンや浴室などの水回り設備本体のみの変更や、ドアの変更、床・壁紙を張り替えるなどの部分的なリフォームの場合は住宅設備メーカーのショールーム見学がオススメ!住宅展示場では設備を含めたキッチンのリフォームや、それに伴いLDK全体の設計変更をする場合は、各スペースの空間の広さや使い勝手などを確認することができます。

大規模リフォームの場合
大規模リフォーム・建替え・新築。
幅広く相談できる住宅会社が安心。
リフォームの規模によっては、建替えた方がいい場合もあります。その場合は、大規模リフォーム・建替え・新築全てができる住宅会社が安心。これからの家族に合わせた暮らし方をトータルで提案してくれます。住宅性能、設備、建材についても最新情報を持っています。新築部門とリフォーム一体で対応している会社で対応が異なるので最初の段階で「建替えか大規模リフォームか迷っている」ことをしっかり伝え、どちらがより適しているかを相談してみましょう。

リフォームと建替えのメリット・デメリット
リフォームの場合

メリット
- 思い入れのある住まいを壊さずに住み続けることができる(既存の梁や柱、土台を活かすことができる)
- 産業廃棄物が少なく処分費が抑えられる
- 各種税金(不動産取得税、固定資産税、都市計画税、登録免許税など)が不要または軽減できる。
- 予算に合わせて手をかける部分を調整できるので総費用がおさえられる
- 仮住まいをせずに、住みながら工事を進めることもできる
- 比較的低予算で、間取りの変更、住まいのイメージを変えることができる
デメリット
- 大きな構造の変更はできないので住宅性能の改善には限界がある
- 建物の老朽化・劣化加減、住宅に欠陥があった場合は費用が高くなる
- 理想を追い求める場合、追加費用が発生しやすい
- 耐久性・耐震性などの観点から、自由自在な間取り変更ができない場合がある
- 大規模リフォームをしても、地盤の補強までは解決できないことがある
建替えの場合

メリット
- 間取りや設備などの不満を全て解決できる
- 今の家族構成に合う間取りプランができる
- 検査済証が行政からおりることで、安全性が保証され安心できる
- 敷地内で建物の形状が思い通りにできる
- 地盤補強や改良などの地震対策が比較的簡単に実施できる
- 室内の空気環境や気密・断熱性などの住宅性能を最新のものにすることができる
デメリット
- 満足度が高い分、総費用も増える傾向にある
- 廃棄物が多く処分費がかかる
- 工事期間が比較的長い
- 各種税金(不動産取得税、固定資産税、都市計画税、登録免許税など)がかかる。
- 場所によって、建て替えが不可能な場合がある
- 住宅ローンの契約年齢や完全年齢に上限があり、高額の借入は難しい場合がある
大規模リフォームか建替えか迷ったら?
以下の流れで考えてみましょう。
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ライフプランの設計
- 今ある家を将来どうするのか
- どのくらいの費用をかけられるのか
- いつごろ着手するのか
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現地調査
- 築何年か
- 基本構造や基礎に問題がないか
- 設備の老朽化や間取りの暮らしやすさ
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見積もり・プラン比較
建替えとリフォーム。
それぞれの見積もりとプランを比較。 -
リフォームor建替えのいずれかを決定


まずはここから!
効率的に、納得のゆくまで家づくりができるよう手順を知っておくことが大切です。